オススメ記事
鹿児島 エンジニア 単価

鹿児島出身のリツアンSTCのエンジニアのオクダヒロキです。

鹿児島のエンジニアって単価安いんだけど・・・

僕は鹿児島県鹿児島市出身で、現在は千葉に住みながら東京で仕事をしています。関東に出てくる前は地元の鹿児島や長崎、広島で仕事をしていました。

地方のエンジニアとして10年以上やってきて思ったことは、客先常駐でも受託開発でもとにかく金額が安いことです。受託開発の多くは請負となるので、厳密には単価ではなく見積金額ですがここでは単価という表現で統一しておきます。

2019年現在、関東の客先常駐プログラマの単価は月60万円~65万円がボリュームゾーンと言われています。対して、鹿児島は月45万円~50万円。おおよそ15万円の開きがあります。

それはなぜなのか?

今回は鹿児島の単価と技術のレベルについてまとめてみました。自分の単価やレベル感が気になる人、鹿児島に縁のあるエンジニアはぜひチェックしてみてください。

鹿児島のエンジニアの単価が低い理由

まずは鹿児島のエンジニアの単価が低い理由ですが、地方は生活費が安いが故に、地域に合わせた単価になっているのも一つの事実です。

しかしながらそれよりも重要なことは、エンジニアのレベルが低いからということです。

なぜ鹿児島のエンジニアのレベルが低いの?
力をつけるにはどうすればいいの?

と思ってきますよね。実は先日鹿児島に帰ったとき、とある方と食事中にこの話になりました。

その方は鹿児島出身で、大学は東京に出て関東に金融関係に就職。しばらくしてITエンジニアに転職し、フリーランスエンジニアを経て、鹿児島で会社を立ち上げています。

話をしていく中で以下に要因があるなと気付いたわけです。

エンジニアのレベルが低くなってしまう要因
  • 周囲にレベルが高い人が少なく意識が低い
  • 個々も情報を発信しない、取得しない
  • 会社が技術を重要視しない

周囲にレベルが高い人の数が少なく意識が低い

鹿児島のエンジニアのレベルが低いのはなぜかというと、極めてレベルが高い人の絶対数が少ないからです。

もちろん、関東にいるエンジニアが全員レベルが高いわけではないし、鹿児島のエンジニアのレベルが全員低いわけではありません。ピンからキリまでいるのはどこにいっても変わらないでしょう。

でも、関東は化け物クラス、いわゆるつよつよと呼ばれるエンジニアが数多くいます。中には月100万円以上稼ぐ人もいるし、さらにはSNSで発信している人も非常に多いですね。

そして、その優秀なエンジニアを目の当たりにする周囲の人々はどうするか? そのエンジニアと接触する機会を持ち、話を聞いて、肩を並べたくなり、自主的に学習を始めます。20代の若いときから自分のスキルアップに余念がありません。

対して鹿児島のエンジニアはどうでしょう? 月100万円以上を稼ぐエンジニアをまず聞いたことがありません。僕の情報収集が不足しているだけもしれませんが、とにかくそういった情報が出回りません。そもそもSNSで発信している人が少ない。

やはり身近に優秀な人がいると刺激を受ける回数も多く、周囲に意識が高い人がいる所に飛び込んでいくことで成長速度にブーストがかかるものです。

また、東京は優良企業の本社が集まるため、最新技術を扱うチャンスも多いです。これらの技術を駆使した経験を得られることが、東京のエンジニアのレベルを引き上げている要素となっています。

個々も情報を発信しない、取得しない

鹿児島のエンジニアで、TwitterやFacebookなどのSNSで発信活動、情報収集をしている人が非常に少ないです。

僕はTwitterはよく見るのですが、鹿児島のエンジニアを見つけ出すのは苦労します。勉強会などのイベントも数えるほどだし、業界の動向や勉強の仕方、マインドセットなどを習得しようと頑張っている人が少ないのです。

また、関東で中途採用を狙うなら必須になりつつあるポートフェリオ(自身のスキルを見せるための成果物、多くはWebシステム)についても、作成している人を見たことがないですね。

Sさん
出身が鹿児島だからって、エンジニア全員知っているわけじゃないでしょ?

うん、まあその通り。もしかしたら、すごい人が発信していないだけかもしれませんが、それにしても少なすぎるんですよ。鹿児島では企業のアカウントすらほとんど見当たらない。

おそらく発信自体の意義を知らない、炎上などのリスクがあるからやらない、などが原因かな。

かくいう僕も、関東に出てくる前まではTwitterを全くといっていいほど活用していなかったし、周囲にも使っている人は少なかったです。自己アピールの文化がまだ根付いていないということが分かります。

ちなみに、鹿児島でのいわゆるWeb系企業は「GMOペパボ」さんの鹿児島オフィスが唯一あるくらいです。鹿児島での発信活動や勉強会の開催はGMOペパボさんが中心となって実施されており、地域のエンジニア間の交流やレベルアップに力を注いでくれています。

鹿児島に帰るときは、ぜひともGMOペパボさんの勉強会や懇親会に参加してみたいですね。

会社が技術を重要視しない

会社の思想も技術者のレベルに及ぼします。特に地方の会社は、役職をつけて管理側に回らないと給料が上がらない現実があり、技術を極める道を選ぶ人は極端に少ないです。

僕が前いた会社も同じです。前職は受託開発や派遣、SESを主体とする会社で、系統的にはSierに近いです。

若いうちはまずプログラムを頑張りなさいと言われる。ただし、プログラムはずっとやるべきではないという考えも強い。優秀な人を経営者層に早く引き上げて、管理的な仕事を経験させなさいという思想です。

実際、ある程度仕事できて会話も問題ないレベルの人であれば、管理者として育成する方向になります。一応会社から「管理者としてやっていくか?」という打診はあるけど、断ったら評価はだだ下がり。つまり断れるわけがないということ。

幹部候補生となったら、自分のグループの収支を管理し経営の勉強をしていきます。といっても、細かい経営論を教えてもらうわけではなく、多くはリーダーとしてあるべき姿などの精神論。

さらにいえば、幹部候補生は幹部からの雑用がこれでもかと降ってきます。実務以外でやることが本当に多い。これでは技術を磨く時間を奪われるし、スキルが頭打ちになるのも仕方ないでしょう。

スペシャリストを認める社会へなれ

前述した通り、地方の会社ではIT業界でもプログラミングなどのスキルを軽視されている感は否めません。プログラム作成は下請けの会社がやるもの、設計書通りにコードを書くだけ、だから価値が低いという旧来の考えの名残があるでしょう。

でも、いまどきのプログラマ、言われた通りに作るだけという仕事はありません。Sierの下請け製造だとしても、設計書通りに作って万事解決なんて案件はごくわずかでしかありません。

そんな状態にあるにも関わらず、「技術が高いのは認めるけど、それだけじゃなー」と言われてしまうものです。管理こそが偉い、ゼネラリスト重視。

でも本来の話をすれば、技術を突き詰めて、誰にも負けないというスペシャリストほど認めて、給料を高くしないといけないと考えています。お客様に本質的な価値を提供しているのは技術者です。そして、管理者を食わせているのも技術者です。

技術者偏重になれとは言わないけど、この考えを持たないと、鹿児島の技術者のレベルは上がらないんじゃないかと考えています。

最後に:優秀な人がいる環境へ、スキルを認める環境へ

鹿児島の単価についての考えをまとめてみました。結局、個人の単価を上げるには以下の方法しかありません。

単価を上げる方法
  • 優秀な人がいる環境へ移る
  • スキルを認める環境へ移る

上記を実現する最適解を考えると、優秀な人がいてスキルを認める環境が両立する「東京やそれに準ずる年に移住する」になるでしょう。東京に移って優秀なエンジニアになることがまずは一番の近道です。

実際に、僕も東京で仕事をするようになって、給料が上昇したのでお金に困る状態はほぼなくなりました。ものすごく裕福とはいいませんが、節度を持って生活をすれば年間100万円くらいは貯金できそうなレベル。

そして、東京で優秀なエンジニアになって戻ってきて、東京の仕事を鹿児島で請けることが、鹿児島にいながら単価を上げる現実的な方法といえるのじゃないでしょうか。

本質的に鹿児島の単価を上げる方法とはいえませんが、個人でできる対策は上記の通りです。鹿児島に限らず地方の単価が上がればいうことありませんが、レベルに応じた金額であることも不公平感をなくす上で大切です。

というわけで、自分のスキルをこれでもかというほど上げて、有利な条件で仕事ができるエンジニアになりましょうというのが結論です。

3ヶ月での転職を保証する「DMM WEBCAMP」

プログラミングは自主学習の難易度が極めて高く、孤独で相談できない環境では多くの人が挫折します。なので、メンターや仲間と一緒に取り組めるプログラミングスクールに通うのがオススメ。

「DMM WEBCAMP」は3ヶ月でエンジニアへの転職を保証します。3ヶ月で転職できない場合は全額を返金。未経験からでも転職への自信を持ったプログラミングスクールです。

申し込みはこちら▼

おすすめの記事