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高還元の派遣、SES

オクダヒロキ
リツアンSTCでプログラマをやっている、オクダヒロキです。

「エンジニアやっているけど給料が全然上がらない」
「高い給料の会社に転職したいけど、どの会社を選択したら良いのか分からない」

近年はエンジニアの需要が大きく高まっていることもあり、エンジニアの収入が高騰しているのは周知の事実です。とはいうものの、実際に高い給料をもらえているのは、フリーランスエンジニアやエンジニアに理解のある会社にとどまっているのが現状。

というわけで、高給を実現するにはフリーランスになるか、高還元の会社に転職するのが最速の道となります。フリーランスは別途記事を掲載するので、今回は会社に絞って書くのですが、会社としては高還元の派遣、SESは有力な選択肢となるので、収入を増やしたい人はチェックしておいてください。

高還元の派遣、SESの会社とは?

まずは高還元の派遣、SESの会社とはどんなものかというと、単価から高い給料をエンジニアに支払っている会社となります。派遣やSESの会社は、クライアントのオフィスに常駐し、そこでエンジニアの作業を行う人材を提供するスタイル。

各エンジニアはそれぞれ単価と呼ばれる会社間の契約金額が設けられています。人によってこの金額は異なるものの、大体1ヶ月で50万円~80万円あたりに設定されているかな。エンジニアの給料は当然この単価から支払われることになりますが、単価からいくら支払うかを決めるのは会社の自由です。

給料が自由に設定できることもあり、高還元の会社もあれば低還元の会社も存在するわけですが、単価の多くをエンジニアの給与に充てるのが高還元の派遣、SESの会社です。

なぜ高還元の会社と低還元が生まれるか?

派遣やSESという同じ業務をやっていて、なぜ高還元と低還元の会社が生まれるのかという点を説明していきます。

バックオフィス・人事・営業や設備の費用が異なる

会社には売り上げをもたらさないけど必要不可欠な人や業務が存在します。

派遣やSESのエンジニアの会社でいえば、営業、事務員の作業で売上が増えることはありません。ただし、エンジニアが客先で快適に仕事を行うには、こういった人たちが不可欠です。

売上はないけど人がいる以上、費用を捻出しないといけないのですが、それをどこから引っ張ってくるかというと、もちろんエンジニアの単価からになります。エンジニアの単価の一部を削って給料を支払うのです。

また、普通の会社は事務所を持つ必要があります。多くは賃貸物件を借りていると思いますが、中には専用のビルを買ったり建築したりしている会社もあるでしょう。いずれにせよ、賃貸やローンの料金がかかります。

つまり、バックオフィスや人事の業務を効率化し、人数を削減できれば費用は下げることができる。オフィスも最低限のものにしておけば費用を下げることができる。いわゆる管理費用を下げれば高還元にできるという単純な理論です。

教育の思想が異なる

高還元の会社は、高還元を実現するが故に教育にそこまでお金をかけていないし、かけられない問題があります。なので、未経験者の採用は難しいのが現状。

逆に給料はいまいちだけど、未経験者もOKな会社もあります。未経験者は売上を大きく上げることはできないものの、給料は最低限に設定して、てていこうという方針を立てています。数年先に投資分が返ってくることを期待している形。

あと条件を満たせば補助金を得ることもできるので、これを狙っている会社も結構あるとは思います。もちろん補助金だけでは足りないので、研修をそこそこにさっさと現場に放り込んでしまう所が多いんですけどね。

エンジニアの給料に対する思想の違い

最後に一番大きいのはエンジニアの給料に対する思想です。というのも、

「仕事を与えている俺たちの方が偉い」
「エンジニアの給料は低くて当たり前」

と考えている会社がまあ多いわけです。残念ながら。

エンジニアが稼いだお金を30万円も40万円も自分たちの懐に入れて、エンジニアには20万円いくかいかないかくらいの給料しか渡さない。ベテランのエンジニアでさえそうやって搾取する。

営業が大切なのは理解できます。仕事を取ってきてくれないと、エンジニアは働けませんから。でも、営業はエンジニアが働いてくれないと困りますよね。どっちが上とか下とかはなく、運命共同体なのです。

逆に高還元の会社は、エンジニアが一生懸命に働いてきてくれるから会社が成立しているのを理解しています。だからこそエンジニアの待遇を良くして感謝の意を示す。待遇が良いことでエンジニアは更にやる気を増すし、口コミも広がるという流れ。

エンジニアに還元=ギブすれば、会社がうまくいく=テイクできるというのを知って実践しています。

高還元の派遣とSESはフリーランスと会社員の狭間

還元率が高い会社の基本思想は分かったと思います。

では、高還元の派遣とSESの社員はどんな働き方なのか? 僕は派遣を事業とする会社の社員です。身分はもちろん正社員。でも、僕は自分のことをフリーランスと会社員の狭間と形容しています。リツアンSTCでの実例を示して説明していきます。

給与が単価に追従する

まずはこの制度からですね。エンジニアの給料は客先と契約する単価に追従します。単価が上がれば給料が上がるし、単価が下がれば給料も下がる。

会社は給料に対する制度は決めていますが、エンジニアの給料を決定しているわけではありません。お客様が各々のエンジニアの価値を判断し、単価を決定する。それが間接的に反映されているのです。自分のことをよく知りもしない上司に評価されることもなく、この制度に関しては満足ですね。

階級・役職はなく、上司もいない

僕は身分的には正社員ですが、階級もなければ役職もありません。エンジニアという肩書きのみ。

上司は一応派遣元責任者の専務ですが、専務から業務上の命令を受けて、それを遂行することはありません。まあ強いて言うなら、派遣先の仕事しっかりしてねというのは命令にあたりますかね。

もちろん全力でやります。ただ、この仕事さえしっかりしていればあとは自由だよという思想。人間関係に縛られることなく、とことん自由にやれる環境を作れます。

案件を自分で選べる

僕たちは自分が入りたい案件を自分で選べることができます。営業から必ずこの案件に入ってくれなどの話はないし、されたこともありません。

もちろん、選んだからといって必ずその案件に参画できるわけではありません。特にスキルが不足している経験少なめのエンジニアであったり、ベテランでもスキルアンマッチであれば入れる案件は限られます。

ただ、自分のスキルを伸ばしていけば、自分の好きな案件に入り放題になりますよ。会社の都合に左右されることはありません。

高還元の派遣、SESの会社はどれがいいか?

「高還元の派遣、SESの会社はどれがいいか?」について、誰しも気になるところですが、現役エンジニアから見ても魅力的な会社を紹介しておきます。

※他社さん混じっているので正確性欠いている場合はすみません。指摘頂ければ修正します。

株式会社メイプルシステムズ

売上 3億円
社員数 95名
設立 2009年4月1日
マージン率 35%

※2019年7月に会社HPを確認

 

お客様第一ではなく、社員のキャリアファーストを第一に考えている会社で、離職率100%を目指しています。社長や人事の方がSNSやYoutubeで前面に出て宣伝をしており、ネット界隈での知名度は非常に高いと思われます。

ツイッターや公式サイトを見ていると、技術志向が非常に強く周囲も意識が高い人が多いとのことで、素早く成長したい人には向いているかもなと感じています。

詳しく知りたい方は望月社長をフォローしておきましょう。

株式会社リベラルエンジニアズ

売上 不明
社員数 不明
設立 2014年5月27日
マージン率 35%

※2019年7月に会社公式サイトを確認

 

金子社長は、優、清瀬市議選出馬などの経験を経て「会社員×フリーランス」な自己実現できる会社を創業したという変わった経歴です。

社内外のメンバー問わず、どんな副業でも可能にする「リベラルメイツ」、新たな事業の立ち上げを支援する「LIBERO」といった独特の制度を構築していて、本業の派遣、SES業とは別の働き方を模索しているのがおもしろいですね。結構興味あるな~。

詳しく知りたい方は金子社長をフォローしておきましょう。

 

株式会社リツアンSTC

売上 32億円
(公式サイトには掲載されていませんが、Youtubeから)
社員数 525名
設立 2007年9月28日
マージン率 32%→ 4年目~22% → 11年目~15%
(4年目以降は独自試算)

※2019年7月に会社公式サイトを確認

リツアンSTCについては記事を書いているので、そちらを参照してもらえれば。

社長のアカウントはこちら。

 

最後に:高還元の派遣、SESはフリーランスと会社員のいいとこどり!

高還元の派遣、SESの会社というテーマで紹介してみました。三社のまとめとしては以下のような感じですかね。

三社の特徴まとめ
  • 技術力をつけたい・・・メイプルシステムズさんへ
  • 事業を立ち上げたい・・・リベラルエンジニアズさんへ
  • とにかく給料を高くしたい、飲みたい・・・リツアンSTCへ

共通しているのは、給料を単価に追従する設定にし、評価は市場に任せてエンジニアが納得しやすくしていること。そして全社とも副業を自由にし、エンジニアにとって働きやすい会社を目指しています。

派遣やSESは好かれる業態ではありません。これまでの実績からいうとそれも仕方ないかなと。でも、この業界は変わり始めていて、実際にリツアンSTCは500名を超える企業です。人を増やしやすい業界かもしれませんが、500名は普通にやっていては達成できる人数ではないでしょう。

単なる契約形態だけを見て悪というのであれば、それは仕方ありません。僕たちにとしても無理矢理入ってほしくないので、そのまま敬遠してもらえれば良いと思います。

ただ、人によってはこれらの会社は必ず手助けになるはず。イメージだけに捉われず、本当の情報を取得して自分にとって良いものかを自分で考えて判断していくことが必要なのでは?