プログラミングばかりやってたらダメ! SE、プログラマが知るべきこと

[エンジニア] プログラマ

システムエンジニア、プログラマはずっとプログラミングばかりやっている―。

大学生になりたての頃、そんな風に思ったりもしていました。

 

でも、現実は違います。

システム開発の工程(基本設計、詳細設計、製造、結合テスト、総合テスト)の内、プログミングをやっているのは25%~30%と言われています。

詳しくは下記を参照。

https://www.ipa.go.jp/files/000055818.pdf

 

この業界に携わっていない人から見ると、ちょっと驚きの数値かもしれませんが、それ以外にもいくつか知られていないことがあると思います。

というわけで、今回SE、プログラマを目指す人が知るべきことを書いていきます。

これからITに進む人は読んでみてください。

 

SE、プログラマが知っておくべこと

システム開発は5割程度失敗する

いきなり衝撃的な話ですが、「ITプロジェクト実態調査 2018」によれば、5割程度のシステム開発プロジェクトは失敗に終わるというデータが出ています。

1745件に上るシステム導入/刷新プロジェクトのうち、約半数の47.2%が「失敗」──。
ITプロジェクト実態調査 2018

それくらいシステム開発は難しいということです。

そして、上位工程である「要件定義」が不十分が原因となるのが数多い。

 

炎上しているプロジェクトを「デスマーチ」と呼んだりもしますが、僕も10年ちょっとで4~5回、合計2年くらいはそんなプロジェクトを経験済みです。

20代頃は体力あったんでわりと平気だったんですけど、30代後半になった今は、残業1時間ですら難しさを感じてきています。

 

ただ、10年程前は8割は失敗と言われていましたので、随分上がった方じゃないかなと個人的に思っています。

 

作ったけど使われていないシステムも多い

システムを作ったは良いけど、実際には使われていないシステムも多いです。

「最初は使われていたけど、日が経つにつれて使えなくなってきた」はまだいいけども、「最初から使えなかった=使うに値しなかった」というのは悲しい気持ちになります。

自分が作ったものが使われなかったら、最初の頃は少しショックを受けたものでした。

 

最近は、そんなもんかと割り切れるようになってきたものの、やはり使ってもらってなんぼの世界なので。

 

実は対人スキルがかなり必要

IT業界を全然知らない人からすると、黙々とプログラムを作っているというイメージがあるかもしれないけども、それは分業がきっちりと確立されている一部の所に限ります。

もちろん、1日~2日とか、瞬間的には黙々と作っていることはあります。

けれども、お客さんであったり、チームのメンバーであったりと、周囲と協調しながら作っていくのがほとんど。

 

また、経験を積んでいくと、プログラム作成やテストといった下流工程よりも、要件定義や設計といった上流工程を任されることが多くなります。

特に要件定義のフェーズは、顧客との会話が極めて重要です。

いわゆるプログラム的な部分の技術さえあれば良いというわけではありません。

仕事の基本である、顧客の問題に対する解決方法を導き出す技術として、会話の技術が必要ということです。

 

プログラム的な技術に特化したスペシャリストになることができれば、それはそれで貴重な人材であり重宝されます。

ただ、今の日本の企業で、そのスペシャリストを正当に評価してくれるかといわれると、やや疑問を持つところ。

 

男性が多い

これは誰もが思っていることですが、まだまだ男性が多い業界です。

体感的には、特にプログラムを書く工程では8割程度が男性じゃないでしょうか。

「IT土方」なんて言われることもありますしね。

 

大企業の上流工程(要件定義や設計)では女性が活躍する姿も見ていますので、少しずつ増えていくだろうなとは思っています。

 

まとめ

「IT業界知らない人が知ったら、わずかに役に立つかもしれない情報」をまとめてみました。

各現場にもよるとは思うが、僕が書いたことがあてはまるケースは結構多いのではないかと思います。

他にもあれば、随時更新していきます。

 

こんなこと書いておきながらなんですが、それでもIT業界はおもしろいですよ。

モノづくりが好きな方は、ぜひ足を踏み入れてみてほしいです。

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