リツアンSTC所属で、SESでプログラマをやっている、オクダヒロキです。

突然ですが、皆さん仕事や会社に満足していますか?

「仕事も好きで、僕は満足している。」
「会社に何の不満もない。」

という方にとって、この記事は何の役にも立たないでしょう。でも、何かしら思いがある人は、3分ほどでサクッと読んでもらえたらと思います。

 

さて、あまり満足していないと思っている人が、普段考えていることは大体こんなところでしょうか。

  • 給料が低い
  • 仕事が多い
  • 合わない人がいる

 

すぐに解決できるものであればいいですが、大抵は自分の力ではどうにもならないですよね。そうなると、考えてしまうのは「転職」です。

 

プロフィールにも書いてありますが、僕は一度転職した人間です。あるソフトウェア会社で管理職をやっていました。まあ管理職といっても、管理職界隈では下っ端の中間管理職でしたけどね。その後、転職してSES主体のエンジニア(身分は正社員)に戻りました。

 

元々、僕はSESも請負開発も経験してきた人間で、SES自体にもさほど抵抗はありませんでした。もちろん悪い面はあると分かっているけど、それ以外の良い面も知っているし、10年前よりは環境は遥かに良くなってきていましたしね。

 

世間的には、「せっかく出世の道を歩んでいたのになぜ?」とか「出世コースから外れた出来損ない」なんて思う人もいるかもしれません。ただ、この選択は間違っていなかったと確信しています。何よりも、今が人生で一番活き活きとしていますから。

 

今回は、この思いに至った理由と仕事に関する思いについて、自分の体験を交えながらまとめました。「最近、仕事に疲れているな」という人は参考にしてみてください。

仕事に対する価値観の変化

日本は仕事に対して、全般的に変革期を迎えています。

 

仕事に対する価値観の変化や転職活動の活発化、残業ゼロの推進など、これまでとは真逆の方向に向かっているといっても過言ではありません。「働き方改革」の流れもから、多様な働き方も認められ、徐々に浸透しています。

 

以前の働き方といえば、何よりも会社が重視される時代でした。

  • プライベートも仕事に費やすことが当たり前
  • 転勤を言い渡されたらそれに従う
  • サービス残業も強いられる

 

僕が新入社員だった2006年あたりですらまだこんな感じで、「残業は20時間まで。それ以上はつけるな。」といったサービス残業指示なんかもありましたよ。会社固有の問題でもありますが、時代的にぎりぎりまかり通っていたんです。

 

今やったら、すぐに訴えられるでしょうね。

 

高度経済成長期であれば多少理不尽なことが要求されたとしても、その分、見返りが大きくて耐えることができたはずです。

  • 高い給料があり、年ごとにぐんぐんと昇給し、昇格していく
  • 銀行にお金入れておけば、資産もどんどん増える

 

お金のために我慢もできた時代です。

 

でも、今はどうでしょう? ITの高度化で人がやる仕事の難易度は格段に上がっています。その割には、給与水準は下がる一方。

 

年収についても、近年は回復の兆しを見せて平成28年には422万にはなっていますが、平成9年のピーク時の467万円にはまったく追いついていません。この状態で、何でもかんでも我慢して仕事にコミットしろというのも無理な話です。

 

だからこそ、今の仕事でお金を得るという価値観から脱却している人も増えてきています。「高給だけど自分の時間が無い」よりも「普通の給料だけど自分の時間がある」方を好む人の出現は、その一端といえるでしょう。

 

また、管理職になりたくないという人も年々増えており、こういった人の増加はとどまることはないでしょう。

 

自己実現が優先されてきており、働くことの価値観の変化を実感しますね。

SESのプログラマになって変わったこと

SESのプログラマエンジニアになって、得られたものもあれば失ったものもあります。

 

得られたものは満足度

冒頭にも記述した通り、僕は管理職の地位を捨ててリツアンSTCに転職したわけですが、満足度はグッと上がりました。5段階評価をした場合、転職前は2で、転職後は4くらいかな。

 

5じゃないのは、副業で実現できていないことが多いからであり、リツアンに不満を抱いているというわけではありません。

 

満足度がなぜ上がったかというと、やはり自分の自由な時間が劇的に増加したから。そして、時間外に会社から何かを要求されないから。

 

以前の会社では、平日の夜と土日の半日~1日は仕事に費やしていました。「部下の報告書確認」、「自分の報告書作成」、「会議に向けての資料作成」といった作業が必要で、自由な時間が極端に限られていました。

 

まあ、管理職になると決めた時点で、これは覚悟すべきことだったのかもしれませんが、僕にはこの覚悟を保ち続けることはできませんでした。

 

そして、リツアンへの転職を果たしますが、プライベートの時間はすべて自分の時間です。当たり前のことなんだけど、それが実現できているのが嬉しい。さらに今の現場は、残業ゼロ、休日出勤ゼロが当たり前のところです。仕事量も適量で、がっつり詰め込まれることはありません。

 

ちなみに、現在の僕は、定時になると2分後にはオフィスから脱走し、5分後には電車に乗って帰宅しています。通勤時間だけがちょっとネックで50分とやや長いですが、首都圏ではマシな方でしょう。
途中、片道15分くらいは歩いていますしね。

 

失ったものは肩書、出世

逆に失ったものは何かというと、肩書と出世です。

 

中小企業とはいえ、管理職になっているというのは、ある種自慢できるポイントだったと思います。でも、今の肩書は単なる「システムエンジニア」とか「プログラマ」。

 

今はもう、管理職として会社の経営に関わることはないし、たくさんの部下に指示を出して、大きな仕事をするなんてこともありません。

 

でも、それでいいじゃないですか?

 

僕は元々、こういった「普通に」認められることを望んでいません。あったのは、プログラムを組むエンジニアとして頑張りたいということです。

 

満足度が高いのは自分の時間を得たから

得られたものに書きましたが、結局は自分の時間を得られたからに尽きます。

 

家族と過ごす時間も増えたし、これからやりたいことも見つけ、それに充てる時間も増えた。僕のケースにおいては収入まで増えており、言うことありませんね。

 

すべての企業がこのような状態だとは思わないし、すべての人が僕と同じようなケースとはいえないでしょう。ただ、管理職ともなると、周囲からのプレッシャーは必然的に大きくなります。僕の経験上は、求められるものと得られるもののバランスが取れていなかったですね。

結論:SESプログラマは道の一つ。中間地点としてもOK

会社勤めをしていると、その会社が世間一般の常識であり、その会社がすべてだと錯覚してしまいがちです。

 

人間不思議なもので、最初の内はおかしいと思うことがあっても、だんだんと慣れてきて自分もおかしな行動を取り始めます。考えるのをやめてしまう。

 

僕は、「SESでプログラマやれば必ず幸せになりますよ」なんてことを言うつもりはありません。むしろ、世間的にはつらい思いをしている人が多いでしょう。

 

ただ、どのような形態で働いていたとしても、比重が仕事ばかりになっている人にとってつらい人にとっては、今僕がやっていることは一つの選択肢だと知ってほしいと思います。

 

言うほど世間から白い目で見られるわけでもないし、何か言われたところで自分の考えを貫けば良いのです。

 

SESをずっと続けることを考えていない場合は、そこからフリーランスエンジニアに転じるも良し、別の会社に入り直すのも良し。

 

SESのプログラマを最終的なゴールとせず、自分の望む将来への中間地点として機能させることが一つの生き方といえますよ。

自力での退職が難しい場合は「退職代行サービス」へ

会社の退職の面倒な手続きを一気にやってくれるサービス「退職代行サービス」は知っていますか?

 

過労で精神が疲弊した状態でいると、退職する気力すら奪われます。その状態で退職交渉を行うと、ほぼ間違いなく会社の言いなりになってしまうでしょう。

 

そんなときには退職代行サービスを使ってください。多少の費用はかかりますが、その劣悪な環境から抜け出すことが優先。会社を辞めることは悪ではありません。ましてやブラック企業が相手ならなおさらです。

おすすめの記事