リツアンSTCの給料、マージン、手当など制度をすべてまとめました

リツアンSTC

リツアンSTC(=リツアン)の社員で、ITのエンジニアであるオクダヒロキです。

僕が所属するリツアンですが、エンジニアの人材派遣会社の中でも高還元ということから、それなりに名が知られてきています。興味を持っていただいている方も多数いるようです。

でも、リツアンの情報は、公式ホームページと社長のブログに重要な情報が分散しているという現実があり、完全にはまとまりきっていません。外部の人にとってはちょっと分かりにくい箇所もあります。

また、リツアンでもっともPRをしていると自負している僕ですが、僕のブログも情報が分散していたため、今回これを一気に整理して読みやすくしました。公式ホームページより正確な情報を目指しますw

時間がないという方、こちらの動画をご覧ください。

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給料とマージン

まずは誰もが一番気になるであろう、給料に関する制度です。

マージン率は以下の通りです。

  • 1年目~3年目:32%
    ※公式やブログには29.1%と記載されていますが、32%が正しいです。
  • 4年目~10年目:19.1%
  • 11年目以降   :0%

以下、詳細を記述していきます。

1年目~3年目のマージン率は32%

まずは1年目~3年目の給料です。下の画像は2013年とがやや古いのですが、給料の早見表です。

予想給料の早見表

契約内容によっては、時給じゃなくて月固定であったり、精算幅(140時間~180時間など)が設けられたりしますが、この早見表通りといって問題ありません。実際は、ほんの気持ち程度高くなるかな。

全国平均のマージン率をはっきり確認できる資料を見つけることができなかったのですが、派遣業界全体では30%、ITでは35%~40%あたりと言われています。

リツアンSTCのマージン率は1年目から32%であり、平均値よりも下回っています。以前は高還元といえばリツアンSTCといっても良いくらいだったと勝手に思っていますが、今は同じように還元率の高い会社が増えてきており、その優位性もやや薄れた感はあるかな。

もちろん、これでも相当良い方だとは思います。

マージン率を公開しているということは、給料はクライアントからもらえる金額の変更に追従することになります。単価上がれば給料上がるし、逆も然り。どこぞの会社みたく、単価上がったことが知らされないなんてことはありません。契約金額も契約書にばっちり書かれているのでご安心を!

4年目~10年目のマージンは65,000円

リツアンで特筆すべきは4年目以降です。

4年目~10年目のマージン率は平均で19.1%。驚くべき数値ですね!

平均でというのは理由があり、会社のマージンが割合じゃなく、固定費65,000円にするからです。※社会保障費は別途引かれますよ。

これはリツアン内では「プロフェッショナル契約(プロ契)」と呼んでいます。プロフェッショナル契約を結ぶには条件があります。

  • クライアントからの評価
    クライアントからのクレームや改善指導など、著しく勤怠が問題でなければ誰でもクリアー可能
  • リツアンSTCからの評価
    タイムカード(出勤簿)が正しく記入でき、請求書やご自身の給料の計算ができればクリアー可能

真面目に業務をこなしていれば、絶対にクリアできます。つまり、3年きっちりとやっていればあって無いようなもんです。

10年目以降はマージンは0円

そして11年目以降になると、驚くべきことにマージン0円! これは誤記ではありません。

4年目~10年目のマージンは65,000円(+社会保障費)なので、この65,000円が毎月アップするということですね。つまり、年収にすれば、780,000円のアップとなります。

マージン0円は2018年9月から開始されたもので、位置付けとしては退職金に近いです。実は、リツアンSTCには退職金がありません。設立約10年という歴史と、「毎月の給料を可能な限り高くする」というコンセプトを考慮した場合、退職金がないのは当然といってもおかしくないでしょう。

しかし、会社誕生から10年が過ぎ、野中社長は福利厚生の充実を考え始めました。その結果、生命線といえるマージンをゼロにして退職金代わりにすることを決定したのです。もっとも、毎月支払われるのか退職時にまとめて支払われるのか、はっきり分からないけど。

ちなみに、僕がマージンが0円になるのは46歳からです。60歳まで仕事を続けると仮定した場合、780,000円を14年間分受け取ることができます。

  • 780,000(円) × 14(年) = 10,920,000(円)

35過ぎて転職した人に1000万の退職金です。大企業じゃない会社にこれを実現できる会社ありますかね?

さらに25歳からリツアンSTCに入社して、60歳まで働いたと仮定した場合は?

  • 780,000(円) × (60-(25+10))(年) = 19,500,000(円)

ものすごく多いというわけじゃないですが、中小企業としてはいい水準を保っているんじゃないでしょうか。元々高還元な上に、これだけ退職金もらえたらいいじゃないですか。一社員としても、この制度がずっと続くことを願うばかり。

ボーナスはない

リツアンSTCにはボーナスはありません。

これを残念と考える人も一定数いるでしょう。ただ、リツアンとしてはボーナス分を月の基本給に充てることで、残業代や傷病手当を高くするという考えです。そう考えれば、納得いくのでは?

また、ボーナスって支給するも支給しないも会社次第だし、そこに頼るべきものじゃないしね。

業務

リツアンSTCの業務とは、派遣先でのエンジニア業務です。基本的にはそれ以上でもそれ以下でもありません。

一応リツアン内部の間接的な業務がありますが、絶対やらないといけない必要最低限の内容に絞られています。

実施が必要

  • 勤務表の作成、提出
  • 休暇、遅刻、早退の連絡
  • 税金や保険に関わる書類の提出(年末調整など)

以下はなし

  • 業務報告書の提出(日報や週報)
  • 帰社会(自社での報告会)

もちろん、日報や週報(=業務報告書)は、派遣先に求められたら提出する必要がありますよ。ただ、これは実務の範疇ですからね。リツアンに提出する必要はありません。

採用

採用に関する制度は以下の通りです。

安心の正社員雇用

リツアンSTCへの採用は正社員雇用です。このご時世、正社員が100%安心とはいえませんが、一定の権利が保証されている正社員と非正規社員の壁は厚いものがあります。

採用対象は2年程度の有経験者

採用対象者について、営業からは以下を希望されています。

  • 2年程度の経験を有するもの
  • 1プロジェクトの経験を有するもの

ただし、これは僕がITのエンジニアとして確認した内容になります。その他の機電系や通信系のエンジニアはちょっと異なるかもしれません。また、エンジニアから外れる職種であれば、未経験者も可能性はあるでしょう。

手当

手当に関する制度は以下の通りです。

通勤手当

まずは通勤手当ですが、こちらは支給されます。ただし、全額が支給されるわけではなく、上限は15,000円です。

関東方面だと片道1時間~2時間くらいかけて通勤する人も多いと思いますが、このくらいの時間をかけると、定期を購入しても15,000円はあっという間に超えてしまうので注意しましょう。

というわけで、上限を超えないくらいの現場に調整していくのがベターですね。

リファラル手当

リツアンSTCは、リファラル採用を推進して人を集めています。

リファラル採用というのは、簡単に言えば、エンジニアがエンジニアを紹介する採用制度のことです。紹介された人が採用になった場合、紹介したエンジニアにはインセンティブ(=リファラル手当)が発生します。

リファラル手当は具体的には以下のように規定されています。

  • 紹介された人が採用された → 1人につき 毎月 5,000円
    ※紹介された人が働いている限り、延々と貰えます
  • 紹介された人が採用された → 1人につき 100,000円
    ※こちらは1人につき1回限りの支給
    ※ずっと支給されるかどうかは分かりません

この手当は、実は今までも制度として確立されていましたが、公式ホームページや公式ブログで正式に表明されているものはないので、各ブログに頼っている部分です。だからこそ、僕たちのような社内ブロガーが生きてくるわけですが。

もぐもぐ手当(PR採用手当)

もぐもぐ手当は、これまで「PR採用手当」とか「飲み会手当」と言われていた手当で、2018年9月から名前が変わりました。

変わったのは理由があって、PR採用手当だとリツアンSTCのことをPRが必要と考えてしまいがちなイメージをなくしたかったから。他の会社のエンジニアに紹介するだけでなく、派遣先の同僚や上司との食事でもOK。飲み会じゃなくてもよくて、カフェやBBQ、ボーリング等なんでもOK。そんな感じに仕上がっております。

具合的な内容は特に変わらず、何らかの会を実施する際に1人あたり5000円まで経費として認めています。ただし、2つ条件があります。

  1. リツアンSTC社員のみの会では使えない
  2. 社外の方1名につき年2回まで

残念なことに、リツアン社員のみでは使えません。まあ、これを許してしまうとアッという間に資金が尽きるので仕方ないでしょう。

そして、2つ目の条件が分かりにくいと思うので少し補足します。例えば僕にAさん、Bさんという社外の知り合いがいるとします。各々に対する手当は年2回までが上限となります。

なので、僕がこの手当を使用する一例と支給額は以下の通りです。

  • 僕+Aさん 10,000円
  • 僕+Aさん+Bさん 15,000円
  • 僕+Bさん 10,000円

合計 35,000円(会を分ければ最大40,000円)

使い方は至って簡単で、「申請書提出」→「会を実施」→「領収書もらう」→「精算書に添付して郵送」です。外部に知り合いが多い人は、いつまでも手当がもらえるかもしれませんよw

研修

リツアンSTCの研修に関する制度は以下の通りです。

法定上の研修

まずは法定上の研修は以下の通りです。

  • 1年目~3年目:eラーニングによる研修あり
    ※コンプライアンス、Excelなど他にも多数の中から選択可能
  • 4年目以降:任意

1年目~3年目は、1年間に8時間の研修が必要であると法律で定められています。そのため、eラーニングで自分が興味ある分野の研修を受けてもらいます。4年目以降は、法律上、研修自体が任意となるので希望者のみ実施することになります。

僕自身は10年超えのエンジニアなので、eラーニングを受けたことはありません。また、eラーニング以外の研修も受けたことはありません。・・・というより無いといった方が正しいかな。

社外の一流の方との出会いを創出

上記の通り、リツアンは最低限の研修は備えていますが、それは充実しているとは言い難いものがあります。社長自ら、「成長の機会に乏しい会社だと位置づけられている」と評しています。

じゃあ、研修やればという話だけど、仮に中堅社員研修や技術者研修など、他社でやっているような研修をやったとしても、それはそれで満足できる内容かという問題も生じます。

そこでリツアンはどうしたか?

成長の機会を補うために、社員研修という形でリツアンに関わる一流の方と出会えるチャンスを多くつくるということを始めました。リツアンの関連があるのは以下の方々ですね。

  • イケダハヤトさん(ブロガー/Youtuber)
  • 箕輪厚介さん(幻冬舎 編集者)
  • るってぃさん(プロ無職) ※営業メンバーが1回飲んだだけかな?
  • 東京大学
  • 東京芸大

過去にはこんなイベントがありました。

2018/11/17(土) イケハヤさんがリツアンSTCのエンジニア向けにセミナーやったよ
リツアンSTCでWeb系のエンジニアをやっている、オクダヒロキです。 正にタイトル通りなのですが、先日、以下のようにTwitterで呟きました。 ブロガー界ではもはや説明不要のプロブロガー、イケダハヤト(イケハヤ)さんが...

なお、イケハヤさんと箕輪さんは、2018/2/12(火) 静岡掛川市で対談イベントも実施予定です。

お楽しみに!

働き方(副業・その他)

副業推奨

働き方改革の真っ只中であるものの、副業が完全にOKの会社はまだまだ少数派かもしれませんね。そんな中、リツアンSTCは副業OKです! というより、むしろ推奨しています。

推奨する理由は、派遣会社やSES専門の会社では、高齢になったときに仕事が少なくなるのが現実だからです。今後は改善される余地は大いにあるものの、僕たちにもいずれ厳しい状況が訪れることでしょう。

だからこそ、リツアンは社員に副業をして、自分の将来に備えるべきだと考えています。

僕はブログを中心に副業を実施しており、これをもう少し範囲を広げていくつもりです。

他企業からの引き抜きOK

副業以外の大きな特徴としては、エンジニアには会社に引き抜かれてほしいと思っていること。実際、リツアンのエンジニアは派遣先から引き抜かれることもしばしばあります。

リツアンは、自分たちが儲けることよりも、エンジニアが幸せになることが重視する会社だからです。社長自らこう語っています。

それよりもエンジニアにとって都合のいい会社であり続けること。
リツアンの社員だという意識よりも、自分にとってリツアンは都合のいい会社だからいまはたまたま在籍しているだけ、そんな感覚がいい。

それで出た答えが「踏み台企業」。
「踏み台」。

エンジニアの1人1人が僕たちリツアンを踏み台にする。
転職のための踏み台。
独立資金を集めるための踏み台。
年収UPのための踏み台。

会社を大いに利用せよ、というのが社長の言葉です。

あなたの会社はどうですか? 副業禁止、引き抜き禁止と言っている会社は、会社の幸せを考えているのであって、社員の幸せなんてさほど考えてませんよ。

最後に:リツアンSTCは制度の透明性を重視

いかがでしたでしょうか。社員の僕が言うのもなんですが、他社にはあまり見られないユニークな制度もあって、おもしろい会社だと思います。

ちなみに目指す姿は以下の通り。

できる限り情報を公開し、見通しの良い会社を目指しています。情報の拡散、集客はちょっと弱く課題がありますが、僕たちのような社内ブロガーがそれを補って情報提供に努めています。

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