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リツアンSTCは駄菓子屋「横さんち」で障害者雇用100名を目指します

リツアンSTCエンジニアの奥田です。

リツアンSTCはエンジニアの派遣会社というのは既に御存知かと思います。IT、機電、通信、建築など多種多様な分野のエンジニアが所属して日々の仕事に励んでいます。エンジニアの職種としては多いものの、エンジニアの派遣に特化している会社としては特に違和感はないでしょう。

しかしながら、リツアンはエンジニア派遣以外の事業も行っています。それが今回の記事の主題である駄菓子屋「横さんち」になります。

エンジニア派遣会社が駄菓子屋を経営するとは聞いたことがないと思います。なぜ営業を始めたのか気になりますよね。

というわけで、今回は横さんちとはどんなお店なのか、なぜエンジニア派遣会社のリツアンが駄菓子屋を経営するその思いは何かという点をご紹介します。

興味のある方はぜひともご覧ください。

横さんちとは?

「横さんち」とは静岡県掛川市にある駄菓子屋です。       2019年11月18日(月)にオープンしました。

横さんちの基本情報

住所:静岡県掛川市城下7-10
営業時間:平日13:00~17:00 土日祝11:00~17:00 定休日月曜
TEL:0537-28-7637
店主:横山 博則

横さんちの名前は店主の横山さんの名前からきています。

開店初日はこんな様子。

 

大人でも心をくすぐられるお菓子たち。

駄菓子屋にしては非常にオシャレな空間ながらも、子供たちにも親しみやすい店づくりを意識しています。

リツアンが横さんちを開業した目的

リツアンが横さんちを開業をした目的は、ずばり障害者雇用にあります。

店主の横山さん夫婦は車椅子で生活をしています。また横山さん以外のメンバーも障害を持っている方です。店で販売を行うのは5名、バッグなどの制作を行うメンバーが4名の体制で構成されています。

リツアンはエンジニアの人材派遣会社であり、会社で行う業務はエンジニアリング、営業、労務フォロー、人事採用、総務事務になります。

僕は既に10年以上エンジニアとして働いていますが、これまで障害を持つ方でエンジニアの方を見かけたことはありません。もしかしたらたまたまなのかもしれませんが、やはり障害を持つ方にとってエンジニアはハードルが高いのでしょう。

他の職種に関しても、営業は外回りがハードルになります。障害の種類によりますが、足に障害を持つ方には極めて困難な作業と言わざるを得ません。

障害者雇用の可能性が最も高いのは、労務フォロー、人事採用、総務事務になりますが、リツアンはエンジニアに簡単な事務作業は任せるので、仕事をお願いできるほど作業量がない状態です。

といった理由から、リツアンは障害者を雇えていなかったという背景があります。しかしながら、この横さん家を開業したことで障害者の雇用が可能となりました。

なぜ駄菓子屋なのか?

障害者の雇用は分かったけど、なぜ駄菓子屋なのでしょうか?

それは、障害者のために無理やり作られた仕事をするのではなく、障害者にとって本当に向いている仕事をイキイキと行ってもらうためです。

現在日本では、障害者雇用促進法にて企業に対し障害者を2.2%雇用しなさいと義務付けています。障害者だからの雇用するのは本質から外れる施策ですが、とはいえ法律に定められている以上、企業は守る方に注力します。

そして雇用率を守るために、本来は設ける必要のない仕事を作り出すことも。でも、ただやみくもに障害者を雇用するのは、障害を持つ方やその関係者も望んではいません。障害者の方が真に輝けて安心して働けることが何よりも大切なのです。

だからこそ、リツアンの仕組みに障害者の方を当てはめるのではなく、 障害者の方のための横さんちを作る必要がありました。そして横山さんも、掛川市の小学校へボランティアで回っており、小学生にも大人気です。

つまり、駄菓子屋の経営は横山さんにとって輝ける職種ということになります。

店主の横山さんと駄菓子屋にかける思い

ここからは店主の横さんこと「横山 博則さん」の紹介です。横山さんは静岡県掛川市出身で、2019年11月現在で59歳です。

18歳から52歳まではNTTで働いておりましたが、福祉関連の社会貢献をしたいという思いから退職。野中社長とはその退職後、掛川本陣通りでお酒を飲んでいるときに出会ったそうです。

出会って間もなく53歳でリツアンSTCに入社します。リツアンSTCに入社してからは、学校での講演活動を行ったり、障害者と健常者を繋げるための発信活動をしていました。

横山さんは今回のプロジェクトについて以下のように考えています。

一人一人、自分たちができることをやっていきます。このお店をモデルケースとして、全国に店舗を作ります。最終的には、100名の障がい者を雇用します。

 

「今回のプロジェクトは、現在私が取り組んでいる福祉教育の延長だと思っております。全ての人が違いを認めながら、分け隔てなく共に笑顔で生きられる社会って素敵。

(中略)

子どもの頃からお互い触れ合って、お互いが助け合って、もっともっと知り合って、境界線なく一緒に楽しんで、そうする事で、もっと支え合える世の中が実現すると信じています。」

最後に:リツアンSTCは障害者雇用にも挑戦します

リツアンSTCはこれまでエンジニアのための会社でしたが、障害者のためという新たなステージに入りました。駄菓子屋というお店を通じて、 店で販売をする方も自宅で制作をする方も、生き生きと仕事ができる環境を作ります

そして僕たちエンジニアはこの施策を間接的に支援していきます。間接的にとは単純にお金を出すということ。

もちろん僕たちが直接出すわけじゃありませんが、投資のお金は僕たちエンジニアが作るものなので、エンジニアが支援しているといってもいいでしょう。こういった形で利益が使われるのが目に見えるし、社会貢献できることは嬉しいことです。

また、駄菓子屋で子供たちが普段から障害者と触れ合うことで、必要以上に意識することなく 共生する世の中になることも期待できるでしょう。優しい世界が広がっていくことを願い、作っていきます。