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SESの闇

リツアンSTCでエンジニアやってます、オクダヒロキです。

僕は2018年4月あたりからTwitterを活用するようになって、仕事関係の情報を中心に閲覧及びツイートをしております。その過程で、ITエンジニアが仕事を求めるハッシュタグを付けたツイートを見ていたのですが、経歴や希望年収などと一緒に「SESはNG」という内容がよく書かれておりました。

SES」って何のこと? と思って調べてみると、おもしろくまとまったページを見つけたので紹介→こちら

要は、労働力を売るという契約ですね。IT業界ではよくあることで、ほぼほぼ派遣といって差し支えない働き方をするんですが、実際は派遣契約を結んでいなくて業務委託契約で動いている状態ですね。

で、SESがなぜNGと言われているかというと、まあ昔から問題が多かったからです。というわけで、今回はSESの問題について、僕の体験談を交えながら深堀りしていきます。

SES・派遣で起こる問題とは?

SESがなぜ嫌がられているかというと、いろいろと問題があるからというのは先ほども書きました。では実際どんな問題があるのでしょうか? 僕が実際に体験した問題を説明していきましょう。

二重派遣

これはSESではなく派遣の話になりますが、似ている働き方なので書いておきます。

僕が最初に入った現場が正に二重派遣がはびこっている所でした。その現場は、どこもかしこも二重派遣状態だったと先輩が教えてくれたことがあります。

これ、IT業界では一番よくあった問題でしたね。問題と分かっているけど、守る会社がほとんどなかったのかもしれません。近年はこのような現場は見なくなりましたし、聞かなくなってきたので、是正されてきたなと思います。

そういえば、現場に入る直前に「自分の会社名を言ってはダメだよ」と上司に言われたことを思い出します。当時の僕は素直さだけは優秀な社員だったので、「なぜ?」なんて思わず、社会とはそういうものなんだと勝手に解釈し、教えをきっちりと守っておりました。

これ、さらっと言ってるけど、非常に怖いことです。悪くいえば、無知な社会人1年生に法律違反の片棒を担がせ、共犯に仕立てているのです。

まあ、それで食べてきた過去もあるし、良い人たちに出会えたし、自分のレベルを上げてくれたわけなので全否定する資格もないわけですが、今後はなあなあにしないでもらいたいものですね。

一人請負

上記とは別の現場でのことです。

1~2ヶ月くらいの短い期間ではありましたが、請負契約にも関わらず、客先で一人で作業していました。つまるところ、一人請負の状態です。発注元からの依頼というか指示も普通にありましたね。

監査が入れば真っ先に疑われる状態であったのは間違いありません。僕が請負責任者だと解釈してしても、これはアウトですね。請負区画もなかったし。

その後、派遣契約に切り替わったのでこの件の問題はなくなりました。

多重下請け

大企業から子会社へ、子会社からパートナー企業へ、パートナー企業から更なるパートナー企業へ・・・

法的には問題ありませんが、多重下請け構造はIT業界ではどこにでもみられる悪習です。

発注側が、「自分たちにこの部分の技術がない、あるいは人手が無いから、仕事もお金もきっちり出すよ」という発想であれば良いのですが、お金は安く抑えたいというのが必ずセットになっているのがミソ。

僕が携わっていた会社も例外ではありませんでした。それは僕がいた会社が安さを売っていたことも理由の一つではあり、この状態で利益を出すのは相当な苦労を強いられました。

そして、会社はどういう方向に舵を切ったかというと、搾取要員ビジネスパートナーの受入です。若くて人件費が安い技術者に入ってもらうことで、平均的な人件費の単価は下げつつ、生産量を上げようと考えたのです。

「僕がいる会社は安い人が使える」
「ビジネスパートナーは新たな仕事を獲得できる」

という状態なので、一応 Win-Win の関係であったと思いたいですが、更なる下請け構造を自分たちの手で作り出してしまったのでした。

こういった姿ばかりを見てしまったせいか、請負での仕事は嫌悪感を感じることはしばしばあります。(商売は基本請負なんでしょうけど・・・)

最後に:エンジニアも基本的な法令は押さえた上で仕事せよ

SESの問題について、僕が体験したことをまとめました。

当時は法律的に無知であったため、僕自身これらが悪いことだとは微塵も思っていなかったです。それに加えて、僕がいた会社だけでなく、周囲の会社もこういうのが多かったんですよ。

時代的にも「みんなやっているからいいや」という状態だったんだろうなー。過去のこととはいえ、僕自身も無知であったことは大いに反省し、今後はこういったことにならないよう自戒します。

 

また、こうしてみると危ない橋を渡ってきたというか渡らされているので、とても悲しくなりました。結局、会社にとっては一つの駒に過ぎませんでしたということ。

近年はコンプライアンスの意識が高まってきているので、あからさまな問題に遭遇する可能性は低くなりました。でも、こういった悪い体験をしないように注意が必要です。

エンジニアだから法律は知らなくていいというわけではなく、基本的な法令はしっかりとおさえて、ブラックな企業から自分の身を守りましょう。

 

ただ誤解しないでほしいのは、僕は基本的にSES容認派です。SESに問題があることは認めているものの、ほぼ全てが運用する側の問題です。

僕は受託開発の会社を退職し、派遣&SESの業務を選択しました。結果はどうかというと、こっちの方が超絶ホワイトです。本当に現場と案件によるとしか言いようがないのです。

というわけで、SESを完全に除外すると、それだけ自分の可能性を狭めることにもなるかもしれませんよということだけは伝えておきます。まあ除外してもらえればそれだけライバルが減ってくれるので、僕の方はありがたいですが。

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